十二月近況

12.31
サイトのデザインを変更しました。
以前のトップページは単に目次といった味気ない構成でありましたが、徐々に内容も増えてきましたので今回は「諸家文書」と「家文書」に分けて構成しました。ちょっとページが長くて、一覧出来ず見づらいかもしれません。
あと、各ページに配した凡例を回収してトップページに配し、出来るかぎりこれを基準として翻刻する積りです。

12.24
ただ今、サイトのデザインを変更しております。
全ての作業が完了するまでは掛り切りとなり、年内の更新は休みます。

12.18
土佐藩士島村衛吉の鏡新明智流皆傳については、これまで安政四年のことゝ説明がなされてきました。しかし、安政四年は目録の傳授であり、皆傳は安政六年であったと、新たに見付かった史料によって確かめられました。この史料は桃井直正が書いたものですから、これ以上の根拠は無いと思われます。
二日前サイトに掲げました。これから図に翻刻を加える積りです。

なお、桃井直正・島村衛吉の伝記は已に流布しているのでそこには触れず、島村衛吉の剣歴に焦点を絞って記しました。

12.11
久しぶりの更新です。
秦篆千字文を書写したり、江戸時代の書論を読むなどして、しばらく武藝史料を翻刻する透きがありませんでした。
そろそろ鏡新明智流の伝書を翻刻し、簡単乍ら人物の伝記を附して掲げようと算段しております。


『鏡新明智流書物』個人蔵

「鏡新明智流撃劒始祖」
「桃井姓源直正印」

この印文は秦篆に近く読み易かったです。しかし、世間の印文すべてが秦篆で書かれているわけではないので、ちょっとづゝ字形が変り、草書と同じく経験を積まねば他の読解は成らないでしょう。

草書の勉強から暫く遠ざかり、秦篆を一通り覚えてみると、草書の読解力が向上しておりました。どういう仕組みなのかと考えてみるに、字形の変化する幅を拡く知れば草書を判別する幅も拡がるのだと思います。